酵素とは
人間にとってすべての活動に不可欠なものそれが、酵素です。
しかし、人の体で作られる酵素は、20~25歳を境に少しづつ減っていってしまいす。
この酵素、主に消化酵素と代謝酵素に使われます。
食べ物を消化吸収するだけではなく、息をする事、筋肉を動かす事、生命活動に酵素は必要なんです。
もう一つの酵素
もう一つの酵素は、身体に取り入れる食物酵素です。
発酵食品や生の食べ物に含まれている酵素の事を、食物酵素といいます。
発酵食品(味噌、納豆、ぬか漬け、粕漬け、など)
生の食品(生肉、おさしみ、生野菜、果物、など)には酵素が豊富に含まれています。
食物酵素は、人の体に入って、消化を助けてくれるんです。
酵素の構造ですが、ミネラルの周りにタンパク質が巻き付いて様々な種類があり、今3000種類位あるそうですが、それぞれの酵素は、1つの働きしかできないんです。
例えば、唾液に含まれる、アミラーゼは、デンプンを分解する酵素です。
アミラーゼでは、タンパク質を分解する事はできません。
なので、私たちの体には、たくさんの酵素が必要です。
酵素には弱点があります
タンパク質でできている酵素は、熱に弱いんです。
ふつうの酵素が耐えられる温度は、50度位です。
生卵の白身は、透明です。
熱を加えると、白くなりますね、加熱されると蛋白が変成して酵素でなくなってしまいます。
ですので、加熱した食べ物に酵素の働きはないということです。
普段の食生活では、加熱したものばかりではなく、酵素の入っている食品も摂るように心がけて下さい。
年を取るとどうしても、酵素の量が減ってきます。
お腹6分目位で、消化酵素と代謝酵素のバランスがいいと言われています。
ですから、年を取ると、代謝が悪く感じたり、痩せにくくなるんですね。
消化酵素と代謝酵素のバランス
消化酵素を80使うと体酵素-消化必要酵素=今使える代謝酵素
100-80=20
20しか代謝酵素に回せない為、代謝が悪くなってしまいっます。
ここで、食物酵素の出番です。
食物酵素を30取ると残りの代謝酵素+食物酵素=使える代謝酵素
20+30=50